住宅Q&A

住まいや住宅、お家のことについてもっと知りたい

現在住んでいるお家や住宅について知っているつもりだったけれど、 いざ家を建てようと思ったら分からないことが多くて困った・・・! ということ、ありませんか?または、もっと住まいやお家のことを詳しく知りたい! とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらの住宅Q&Aページでは、 住宅や住まいに関する様々な疑問にお答えします。
以下の項目をクリックで、それぞれの質問の答えをご覧いただけます。

(4)設備編

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質問家が建てられない土地ってあるの?
答えあります。
以下のような土地には家が建てられません。
  1. 市街化調整区域内の敷地
  2. 敷地が2m以上、道路に接していない敷地
  3. 工業専用地域用の敷地
  4. 都市計画道路内の土地
  5. 崖地などの上下にある土地

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質問用途地域の種類って何?
答え 用途の混在を防ぐ目的で土地利用を定めるものです。
このような種類にわけられます。
  1. 住居系地域
    (第1種低層、第2種低層、第1種中高層、第2種中高層、
    第1種住居、第2種住居、準住居)
  2. 商業系地域
    (近隣商業、商業)
  3. 工業系地域
    (準工業、工業、工業専用)
  4. 指定外地域

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質問建ぺい率、容積率って何のこと?
答え
建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積(建坪)の割合のことで
容積率とは、敷地面積に対する建築延べ面積(延べ坪)の割合のことです。

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質問賢い施主になる為のポイントを教えてください。
答えそれでは六つのポイントにまとめてお伝えします。
  1. 設計の初期から家族の要望を的確に伝え意思の疎通を図り、家造りに積極的に参加する
  2. 打合せ内容は、その都度メモや書類で残す
  3. 予算オーバーの場合、原因を確かめ設計内容・仕様の変更など相談し、柔軟な考えでのぞむ
  4. 契約に至るまでの過程で「この業者なら安心」という確証を得たら、 その業者を信頼し任せる事も大切なこと
  5. 積極的に現場に出向いて、各職人たちと挨拶やコミュニケーションを図る
  6. 家が建ってくると、平面プランと違って、気がつかなかった点が見えてくるもの
    変更する場合は早めに意思を伝える

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質問住宅ローンを選ぶときに注意することって?
答え
ローンの選択により、将来の生活設計に影響します。
ライフスタイルに合わせ、ローン破綻を招くような
背伸びした設計は避けましょう。

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質問構造・工法を選択するのに気をつけることは?
答えまず、ご自身でも調べてみることが大切です。
工事業者を選択する前に、建物の構造・工法を調べてみましょう。
そして、それぞれの長所・短所をよく理解して選ぶと良いでしょう。

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質問地盤調査っていろんな方法があるって本当?
答えはい、いろいろな方法があります。
次の様な種類があり、家を建てるときは土地の地盤調査が必要です。
  • スウェーデン式サウンディング試験
    土の採取は行ないが、大まかな地質の判断は可能
    木造住宅ならば十分である
  • ボーリング調査・標準貫入試験
    採取した土の堅さを測定し、地盤の軟弱を調べる
    ボーリング調査と標準貫入試験は並行して行なう
  • 平板載荷試験
    杭を使用しない直接基礎の支持力を判断する

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質問家を建てるのに適した季節があるそうですがいつですか?
答え一般的な考え方としては 長雨の季節を避けるのが賢明です。
例を挙げますと、このような季節が適しています。

1、寒さの緩んだ3月中旬から梅雨までの期間
2、秋口の台風や長雨を避けた10月末から冬期の期間
3、木造住宅の場合は、材料が乾燥に向かう冬季に向かって

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質問住宅工法と構造について詳しく知りたいです!
答え一般的な工法には次の様なものがあります。

〔1〕在来軸組工法
◎通気性が良く、ムク材を利用する事で人や環境に優しい
△耐震上、筋交いのバランスや金物の使用に注意したい
〔2〕壁式工法(ツーバイフォー)
◎専用釘・接合金物・合板で枠組みするため、構造的力が高い
△壁で荷重を支えるため、大空間が取れない
〔3〕木質パネル工法(ハウスメーカー品)
◎工場生産による品質と価格の安定
△設計に自由度が少ない

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質問住まいでも省エネはできますか?
答えできます。例えば建物構造の省エネ・システムがあります。
  • パッシブ・ソーラーシステム
    屋根・開口部・床などの構造や空間の形を利用して太陽熱や空気の流れをコントロールし、自然のエネルギーで快適な環境を造り出す
  • アクティブ・ソーラーシステム
    太陽熱温水器による給湯や暖房、太陽光発電などのように、太陽の熱や光を機械的に利用

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質問住まいの収納計画がなかなかうまくいきません・・・。
答えもう一度収納計画の基本を見直しましょう
  • 家族それぞれで「必要」「不必要」を検討
  • 大きな家具類の寸法チェック
    〔入居後に購入予定の家具・家電品も考慮〕
  • 収納スペースの寸法に注意
    〔奥行きのある収納は物が出しづらくなりがち〕
  • 家族や収納物に合わせた収納スペース
    〔中棚の高さ、吊戸棚の高さ、ハンガーパイプの高さの検討〕
  • 収納スペースをさがす
    〔床下、天井裏、壁内、出窓上下、カウンター下など〕

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質問住宅に住んでからのトラブルが心配です。
答えどんな問題が発生しやすいのか、まとめてみましょう。
  1. 雨漏れ
    最近は軒先の短いデザインの家が多い
    建築関係者にとっても昔から大きなテーマ
  2. 水廻りトラブル
    給水系統と排水系統の二種類
    床下点検口を設置しておく事が大切
  3. 床鳴り
    入居年数と共に床鳴りする場合有り
    下地木材の反り、床束・パッキン材のズレ等
  4. 建具の建付け
    様々な原因はあるが、殆どは取付け不良
  5. 外壁の亀裂
    左官用下地ボードに塗る壁が大半で衝撃に弱い
    サイディングに亀裂が入る場合、構造自体に問題あり

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質問シックハウスが怖いのですが、対策はありますか?
答え次の様な対策法があります。

■シックハウス対策■

  1. 住宅の計画に当っては、化学物質材料の
    種類や等級を確認し、適切な材料を使用する
  2. 自然素材の建材を活用する
    (天然木材、珪藻土、漆喰、ケナフ など)
  3. 生活環境において、カビ・ダニ等の発生を
    抑えるよう心掛ける
  4. 臭いや刺激を感じたら部屋の換気を行なう
  5. 有害ガス発生防止剤を必要箇所に塗布する
    出来れば、天然系塗料を使用する
    (ミルクペイント、亜麻仁油、柿渋 など)

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質問家を建てるときに補助金を受けられることってありますか?
答え以下のような条件を満たしている場合にでます。
  1. 県産材を活用した『ふくいの住まい』支援
    県産材を活用した一定の性能を満たす一戸建て在来木造住宅への補助
  2. 太陽光発電システム普及助成金制度
    自ら居住する戸建て住宅に対象設備を設置する方に、県と市町が連携して市町が窓口となり補助する
  3. 福井県ゆとりと安心の住まい支援事業
    県内に自ら居住するために、在来工法による一戸建ての木造住宅を新築される方が対象

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質問住宅の坪単価の仕組みがよく分かりません。
答え坪単価は計画内容によって大きく変わります。

◆坪単価のマジック◆

  1. 契約時と完成後の坪単価が異なってくる
    ・付帯工事、別途工事等を良く確認したいもの
  2. 延床面積が大きく、構造がシンプルなほど坪単価が安くなる
  3. 平屋建て小規模な住宅などや造りの複雑な家ほど坪単価が高くなる
  4. 設備スペースをまとめると坪単価は安くなる
    水廻りを平面的に集中させると経済的

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質問ローコストで造るにはどうすれば良いですか?
答え間取りや形状等を設計時点から十分に検討すると良いでしょう。

◇設計のポイント例◇

  1. 平面はシンプルな形状に
  2. 2階建ての場合、出来れば総2階形状とする
  3. 基本寸法はmモジュールを使うとローコスト
  4. 間仕切り壁を少なくする
  5. 天井高さは2.4m以下とする
以上が主なポイントですが、構造体の品質を落とすことなく、ボリュームのある部分を押える事が大切です。

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質問材料の費用もできるだけ抑えたいのですが・・・。
答え材料の細部に至るまで、経済性や無駄が無いか検討しましょう。
  1. 外壁材
    塗壁材は材工単価が高い
    サイディングは14mm厚か16mm厚で考える
  2. フロアー材
    合板フロアーは12mm厚か15mm厚を選ぶ
    床パネル工法の場合、薄いフロアーを考える
  3. クロス材
    量産クロスを出来るだけ選ぶ
    和室も和風クロスで仕上げると経済的
  4. その他
    タイルは寸法が大きくなる程、高価になる
    アルミサッシは形状・デザインにより価格差あり

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質問水廻りや電気設備などもローコストにできますか?
答えローコストを意識すればコストダウンがはかれます。
  • 給排水設備
    1. 水廻り各室は、宅内の水道メーターや排水最終マスに近い位置に計画する
    2. 水廻り各室はコンパクトに集中させる
    3. 給水配管材は、システム配管材を使用すると経済的
  • 電気設備
    1. 契約アンペアは将来性を考えて決定する
    2. 各室のコンセント等は、出来るだけ集約する
    3. 照明計画は、必要採光の考え方に徹する
  • 住宅設備機器
    1. ユニットバス、洗面化粧台、キッチン、収納家具等を指す
    2. グレードよりも「商品機能」を優先する

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質問エコハウスって何ですか?
答え
『エコハウス』とは、日常生活において使用する多くのエネルギーを省エネ化したり、自然環境を利用した住まいと言えます。

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質問外断熱と内断熱って何が違うの?
答え次の表のような違いがあります。
項目外断熱工法内断熱工法
断熱材ポリスチレン、
ウレタン系
グラスウール、
ロックウール系
断熱性高い低い
気密性高い低い
蓄熱性高い低い
壁体通気多い少ない
施工性熟練必要安易
コスト割高安価
木材の腐朽少ない吸水性の材料は
腐朽しやすい
外装材制約あり制約なし
建物形状制約自由

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質問地震に強い家を建てたい!!
答え地震に強くするには以下のポイントが重要です。
  1. しっかりとした基礎を造る
    ・基礎は、建物を足元で支える重要な構造部分
    ・地盤の地耐力に応じて、逆T字型の布基礎やべた基礎など使い分ける
  2. 外観をシンプルにまとめる
    ・家の形を単純にする方が安全となる。(正方形に近い方が有利)

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質問耐力壁の役割りって何?
答え
家の重さを支え、地震や台風などの横からの力に耐える役割を持った壁のことを指します。

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質問地盤のことについて教えてください。
答えでは、地盤の種類と地震との関係について説明します。
  1. 軟弱地盤
    地層が泥土等で構成されていたり、沼や緩い砂等からなる海岸を埋めた土地。
    ⇒地震のとき、家は大きく揺れる傾向有り
  2. 埋立地
    沼、水田、湿地、谷、海岸等に土砂を埋めた土地。
    ⇒地震の時だけでなく、地面が隆起したり地割れ、沈下等の恐れ有り
  3. 山地・丘陵地
    山地や丘陵地を盛土したり切土した土地。
    ⇒地震時に、盛土部分が元の地形に戻るような崩れ方をする

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質問雨漏れの原因って何ですか?
答え以下に主な原因を場所別にまとめます。
  • サッシと外壁
    その接点はシーリング材で防水処理されていますが、外壁やシーリング材に割れが入り、雨漏れが発生する場合があります
  • 塗り壁
    特に年数のたったモルタル壁などは、壁面や目地の割れから浸水する恐れがあります
    (最近の住宅は、塗り厚が薄いので注意が必要です)
  • ベランダ、バルコニー
    床防水部に割れやヒビがあると要注意
    排水金物部にゴミや泥が堆積していると雨漏れする場合もあります
  • 屋根
    屋根材がずれていたり、浮き上がっている場所から雨漏れします

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質問結露やカビがひどいです。対策を教えてください!
答え次の様な対策を参考にしてはいかがでしょうか
  • 窓ガラスは建物の中で一番結露しやすい場所です。
    ・ペア(二重)ガラスは効果的(雨戸、シャッターも有効)
  • 水廻りは特に水蒸気が発生する所。
    ・換気扇のお手入れを定期的に
    ・浴槽は、入浴後は排水するか、気密性のフタを
  • 居室は、家具・ソファーなどの配置に注意する。
    ・家具の裏側はカビが発生しやすい!
    ・外壁面の壁の場合は5cmほど離す
  • 押入れは湿気を含みやすい所。
    ・壁は断熱ボード、床に「すのこ」を

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質問防犯・セキュリティーを万全にするには?
答え入りにくく、逃げにくい“ニクイ家”づくりに力をいれましょう
  1. ガラス割りに対抗するため、従来ガラスに防犯フィルムを張ったり、防犯ガラスを入れる
  2. 建物周囲の塀が高いほど侵入率も高いため、塀の高さにも注意する
※一番大事な住まいの防犯は、なによりご近所様とのコミュニティーかもしれませんね!

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質問建物の経年変化は仕方ないのでしょうか?
答え時々点検するよう心掛けていれば、経年変化による劣化も幾らかは抑えることが出来ます。
  • 建物の構造体10年保証は、法律で義務付けられていますが、その他の箇所は住む人の手入れ次第で経年変化の進行状況は変わってきます。
※住まいも、みなさんと共に加齢してゆきます。風邪も引けばケガもします。住まいが健康な老後を迎える為には、マメな維持管理が大切ですよ。

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